どれがいいの?フード選び①【高たんぱく低脂肪が基本】

犬を飼い始めて悩む人が多いのがフード選び。
ショップで迎える、ブリーダーさんから迎える、保護犬を迎えるなど飼うきっかけは様々ですが、最初のフードは基本的に「今まで食べていたフード」を引き継ぐ場合が多いと思います。
ではその後は?どうやって何を基準に選んだらいいの?と初心者の方は分からないですよね💦
私もそうだったので、ここでは私なりのフード選びのヒントを紹介したいと思います!

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高たんぱく低脂肪が基本

犬は肉食動物です

犬の祖先はオオカミです。
オオカミから派生した犬(所謂イエイヌ)も、基本的に肉食動物のカテゴリーに入ります。
もうちょっと詳しく言えば「完全な肉食動物よりも少しだけ雑食傾向」という感じ。
草食動物を捕食する動物とは違い、人間に飼われてきた歴史がそれなりにある犬たちは、飼育下で穀物や野菜にある程度は適応してきましたが、本来肉食であることに変わりはありません。

では何が必要なのか?

重要なのは「動物性のたんぱく質」
さらに言えば「様々な部位の動物性たんぱく質」です。
野生下の肉食動物はその「肉」部分だけを食べるのではなく、内臓や胃の内容物まで食べると言われています。
そうやって「肉」だけでは得られないビタミンやミネラルを間接的に摂取しているとか。

是非、フードの主原料には「草食動物の肉(他の部位も含む)」が使われているものをオススメします✨

なぜ低脂肪?

犬に限らず、生き物にとって油(もしくは脂)はとても重要です。
油・脂=脂質(動物や植物由来のもの)は栄養素としてはもちろん、細胞膜の形成にとっても必須ですし、緊急時のエネルギー源として蓄えられ活用される面もあります。

ただ摂り過ぎはもちろん問題で、特にフードが主食の犬たちではちょっと気にしたほうがいいポイントがあります。
それは酸化した脂質を食べ続ける可能性があるかも?ってことです。

脂肪分が多いフードは犬の食いつきがいい傾向にあります。
哺乳類は脂質の風味を好む傾向があって、それは人も犬も同じ。
霜降りの牛肉、バター、コクのあるアイス、マグロの大トロなど…🤩

しかし脂質は酸化劣化を生じやすい食品成分でもあります。
油脂成分が変化した食品は栄養価値が低下し、さらに酸化が進むと毒性を示すようになります。
これがドライフードで気になる点のひとつです。

ドライフードを開封して、どのくらいの期間で食べきりますか?
大きい袋の方が割安だからとそれを買ったとして、無くなるのは開封して何ヶ月後でしょうか?
その間、フードの油脂成分は酸化劣化し続けるとしたら…😥

これが脂っぽいフードより低脂肪なフードを選んだほうがいい主な理由。
私は脂質10%前後~それ以下を目安にしています。

いい脂質を補う

でも低脂肪なフードだと皮膚の乾燥や痒み、毛のぱさつき、新陳代謝の低下などが気になる場合がありますよね。
そんな時はフードに含まれる脂質を上げるのではなく、別途良質なオイルを追加するのがオススメ

犬に不足しがちなのはオメガ3・オメガ6など不飽和脂肪酸を含む油脂です。
特にオメガ3が足りない傾向にあるので、積極的に取らせてあげたいですね✨

亜麻仁油やエゴマ油などの植物性油脂はクレンジング効果
=体内に蓄積した余分な油分の排出を助けてくれると言われていて、
サーモンオイルやクリルオイルなどの動物性油脂は、効率的に体内に吸収利用されやすいと言われています。

運動量がとても多い場合や、冷えがちな犬の場合は脂質が多めの方がいい場合もありますが、フードに添加された油は基本的に酸化しやすいので要注意です。

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